2022.06.29
家づくりに何より欠かせないのが資金計画です。
理想の家づくりを考えると、どうしても最初に建築コストが浮かびがちです。
一方で、家づくり全体に係る費用を考えるうえでは、家が完成してからかかる費用まで考慮しておくことが大切です。
家が完成した後、予期せぬ修理や補修費にかかる費用は「メンテナンスコスト」「ランニングコスト」とも言われます。数十年を風雨のなかで耐えるわけですから、住み続けるうちに経年劣化は必然ともいえます。
たとえばわかりやすい部分では、屋根や外壁・バルコニーなどの劣化があります。さらには目に見えない構造体や給排水管の設備などは定期的な点検・メンテナンスが必要となります。
住宅の性能向上に伴って耐久性も向上していますから、メンテナンスコストはあまり目立ちづらくなっています。逆にいえば、あまり意識しづらいコストとも言えますから、丁寧に見積もっておく必要があるでしょう。
ただし、施工した側には、「瑕疵担保責任」がありますから、家の引き渡しが済んだ後に、土地や建物に重大な欠陥が発覚した場合は、最低限の賠償責任や契約解除の権利があります。気になる方は、国土交通省が定める「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品格法)」に則る「最低10年の瑕疵担保責任」という部分を参照してみてください。
念の為、経年劣化によるものなのか、そもそもの欠陥であったのかを切り分けることが大切です。
家は住み続ければ必ず傷んできます。長く住み続けるためには、日頃から家の状態をよくチェックしておくことが大切です。
少しでも気になる点があれば、建築を担当した工務店などに確認してみると良いでしょう。
各住宅会社はプラスαで独自の保証·点検などのアフターサービスを設けていることがあります。
定期的な住まいの点検サービス、10年間の構造体、屋根·外壁の保証、10年目以降も延長できるサービスなど、さまざまな保証が用意されていることもあります。地域に密着した工務店なら、細かなアドバイスももらえるはずです。
群馬県·藤岡地域で、地元に詳しい工務店をお探しの方は、黒沢工務店へご相談ください。いつでも見学できるオープンハウスなどで、イメージを膨らませながら、細かな相談を気軽にすることができます。
Copyright © Kurosawa Construction. All Rights Reserved.